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2017年4月19日

皆さんこんにちは。
稲城市矢野口の歯医者 まつもと歯科クリニックです。
今回は、歯周病を生み出す歯周病菌についてご説明させていただきます。

歯周病に悩む方は多くいると思います。
歯周病は細菌が原因である事は歯磨き粉のCMで多くの方に知られています。
その歯周病菌について、今回は少し細かなお話をさせていただきます。

【歯周病の原因菌】
歯周病の原因とされている菌は口腔常在菌と呼ばれ、私たちの口の中に常に存在している菌になります。
食べ物や飲み物に着いて入ってくる訳ではなく、ある時知らずに感染してからずっと私たちの口の中で生活しています。
その歯周病菌の種類は約300種類の細菌と言われています。

【原因菌の代表格は?】
数多く存在する歯周病菌の中でも最も悪い影響がある菌は3種類確認されています。
その歯周病菌は次の長い名前でアルファベットの略称のある3種類です。
・P.g菌ポルフィロモナス・ジンジバリス
・T.f菌タネレラ・フォーサイシア
・T.d菌トレポネーマ・デンティコーラ
この中のP.g菌は数が多く歯周病の初期に多い菌と言われています。役割はT.f菌と共に歯肉に炎症を起こさせ、さらに菌の生み出す酵素で炎症を悪化させてしまいます。
T.d菌は歯周病が進み歯根膜や歯槽骨が破壊される段階で増えてくる菌です。この菌は歯肉や歯槽骨を破壊する酵素を持っており、歯周病を悪化させる役割があります。

【なぜ歯周病菌に感染するのか?】
この厄介な歯周病菌はどこから来て感染したのでしょうか?
先ほどの3種類のうちP.g菌は人から人への唾液で感染することが分かっています。
例えば日本の家庭の食卓でよくある1つの大皿から直接箸でつまむこと、夫婦や恋人同士のキス、親御さんが子どもに自分の箸やスプーンで食べさせる事で感染します。
特に食事の時には食事前に歯磨きをする習慣がある人は少なく菌が増えやすくなっています。
その菌が増えた口のに入る箸やスプーンには多くの菌が付くことになってしまいます。
子どもには子ども用の箸やスプーンを用意するとしても、食卓を囲むこと、キスができなければ生活が成り立たない事もありますね。
それらをしない訳ではなく、する前に歯磨きをする習慣を身につけるだけで、歯周病菌を広めてしまう量を減らせます。
食事や夜の営みの前には歯磨きをする習慣を身につけると事が大切です。

【歯周病の治療で菌はなくせるのか?】
歯周病の治療は、汚れの除去と炎症を抑えて進行をさせない治療になります。
具体的にはPMTCと呼ばれる汚れの清掃と歯磨き指導が主な治療になり、重症の方には外科的に歯周病になった場所を削ったり切ったりする治療もあります。
また、最近では薬剤で歯周病菌を殺菌する治療法も注目されています。

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まつもと歯科クリニック 院長 松本 直人

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まつもと歯科クリニック
院長 松本直人

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肩ひじ張らず気軽に足を運んでいただけるよう、 丁寧な治療とリラックスできる院内環境をご用意しました。

院長略歴
平成9年
昭和大学歯学部 卒業
平成12年
昭和大学大学院歯学研究科 卒業
平成13年
いぐち歯科クリニック 勤務
平成15年
まつもと歯科クリニック 開設
所属学会
・歯内療法学会

・日本口腔インプラント学会

・日本矯正歯科学会

・日本障害者歯科学会